Komparu News & Topics
2018年(平成30年)4月  April 2018

ニュース・バックナンバーについては、チラシやプログラムなど画像を削除し、リンクも解除しています。

金春流歴代宗家のご紹介⑦ 
能楽研究家後藤和也氏監修
      

80世:安明(やすあき)
1952年、79世金春信高の長男として奈良市に生まれる。7歳、興福寺薪能「海人」の子方で初舞台。9歳、「猩々」で初シテ。2006年に宗家継承。「卒都婆小町」「関寺小町」を披演。日本能楽会会員。早くから中国語に興味を抱き習熟。隋唐宋時代の音韻、また、日本語の中世の音韻や仮名遣いにも明るく研究者としても活躍。豊公能「この花」の発見と復曲をはじめ、2018年の「夕顔」など復曲にも携わる。主要論文に「永正三年本≪玄上≫は明和頃の書写か?」(雑誌『観世』)、著書に『金春の能』上・中世を汲む(発行・金春円満井会、発売・新宿書房)。

81世:憲和(のりかず)
現宗家。1982年、80世金春安明の長男として東京に生まれる。昭和63年(1988)「邯鄲」の子方で初舞台。平成7年(1995)「経政」で初シテ。「獅子・乱・道成寺」を所演。(公社)金春円満井会常務理事。平成29年(2017)4月、81世金春流宗家を継承。

〔update 2018.04.30(月)〕

金春流歴代宗家のご紹介⑥ 
能楽研究家後藤和也氏監修      

 

76世:七郎広運(ひろかず)
元昭の子。明治43年没。行年64歳。宗家継承まで不
遇の時代があり、一時期、長谷寺に奉職していた。子に光太郎(八条)と栄治郎(栄次郎とも)がいる。

77世:栄治郎(栄次郎とも)(えいじろう) 
1895-1977。兄の光太郎(八条)が国鉄勤務時代に足を負傷していたこともあり、弟の栄治郎(栄次郎とも)が広運没後に宗家を継承(1910)。しかし、1913年に兄の光太郎(八条)に宗家を譲った。「道成寺」「卒都婆小町」を披演。日本能楽会会員。長男が金春晃実で、晃実の長男が金春穂高。穂高の長男が金春飛翔。

78世:光太郎(みつたろう) 
1886-1962。八条。76世広運の長男。77世栄治郎の兄。生涯に二度「関寺小町」を所演。「枕慈童・鉄輪・大江山」を復曲。晩年には「名人八条」と高く評価された。

79世:信高(のぶたか)  
1920-2010。奈良から東京へ移住。謡本の整備発行、国立能楽堂の建設実現に尽力。「伯母捨・桧垣・関寺小町」の三老女を完演。番外曲「長柄・実方」を試演。「大原御幸・正尊・恋重荷・砧・胡蝶・巻絹・鷺・長柄・木賊・桧垣・伯母捨・実方・求塚・雲林院」を復曲。新作能に「佐渡」。著書に『動かぬ故に能という』(講談社)、『花の翳』(岩波書店)、『十人といろ』(笠倉出版社)。日本能楽会会員。

〔update 2018.04.30(月)〕

金春流歴代宗家のご紹介⑤ 
能楽研究家後藤和也氏監修      

 

73世:七郎元昭(もとてる)
禅心。嘉永3年(1850)没。行年58歳。天保8年
(1837)徳川家慶将軍宣下能に出演。

74世:八郎広成(ひろしげ)   
1830-1896。幕末明治維新期にあたり、金春札をめぐる金
融恐慌などをうけ困窮を極める。この頃、伝来の面・装束の多くが金春家から流出した。後年、東京に上京し芝能楽堂を中心に出勤し、櫻間左陣とともに東京の金春流復興に尽力した。1888年には青山大宮御所御能御用達に任命された。

75世:武三義広(たけぞうよしひろ) 
明治39年没。行年37歳。この頃、世阿弥自筆能本
を含む金春家伝来の大量の貴重文書が宝山寺(奈良県)に流出する。

〔update 2018.04.30(月)〕

金春流歴代宗家のご紹介④ 
能楽研究家後藤和也氏監修      

68十次郎信尹(のぶただ)    
宗順。天明4年(1784)没。行年65歳。

69七郎氏綱(うじつな)        
禅林。安永7年(1775)没。行年72歳。延享21745)江戸城の徳川家重将軍宣下能に出演。

70八郎隆庸(たかのぶ)        
禅閑。寛政11年(1799)没。行年64歳。天明71787)江戸城の徳川家斉将軍宣下能に出演。

71七郎氏政(うじまさ)        
禅忠。寛政8年(1796)没。行年22歳。

72八郎安親(やすちか)        
禅憐。享和2年(1802)没。行年28歳。

〔update 2018.04.29(日)〕

金春流歴代宗家のご紹介③       

62世:八郎安照(やすてる)
禅曲(ぜんきょく)1549-1621。豊臣秀吉に贔屓にされた
名手。金春は他座を圧倒し徳川家康にも庇護された。慶長8年(1603)二条城の徳川家康将軍宣下祝賀能に氏勝と父子で出演。慶長10年(1605)伏見城の徳川秀忠将軍宣下祝賀能にも氏勝と父子で出演。独自の能楽論と金春安照自筆本と呼ばれる謡本が現存。また、金春安照装束付・金春安照仕舞付が伝存。なお、後に喜多流を創設する金剛三郎(後の北七大夫)は女婿。

63世:七郎氏勝(うじかつ) 
35歳で早世。金春大夫安照の長男。氏勝は柳生新陰流や宝蔵院流槍術の達人でもあった。慶長3年(1598)2月11日、興福寺薪能で「関寺小町」を所演。 慶長15年(1610)没。 

64世:七郎重勝(しげかつ)
宗竹。39歳で早世。弟が竹田権兵衛家の祖となる安信。寛永5年江戸浅草で勧進能を催す。元和9年(1623)に二条城の徳川家光将軍宣下能に出演。寛永11年(1634)没。

65世:八郎元信(もとのぶ)
即夢。1626-1703。生涯に秘曲「関寺小町」を11回も舞うなど賛否のある人物だった。慶安4年(1651)江戸城の徳川家綱将軍宣下能に出演。寛文5年(1665)江戸本所で勧進能を催す。延宝8年(1680)江戸城の徳川綱吉将軍宣下能に出演。

66世:八郎重栄(しげなが)
禅珍。1660-1709 元信の子。『重栄控』などの著作を残す。

67世:八郎休良(やすよし)   
元文4年(1739)没。行年34歳。

能楽研究家後藤和也氏監修

〔update 2018.04.29(日)〕

金春流歴代宗家のご紹介②

56世:弥三郎(やさぶろう)       
金春弥三郎は金春権守の子で金春禅竹の父。禅竹は弥三郎について詳しく語っておらず早世したらしい。

57世:氏信(うじのぶ)                    
禅竹(ぜんちく)1405-1470頃。金春権守の孫。金春弥三郎の子。金春流中興の祖と呼ばれる。世阿弥の女婿で世阿弥と禅竹は師弟関係にあり、世阿弥の業績を継承発展させた。「野宮」「芭蕉」「定家」など多くの名曲と、『六輪一露記』など数々の伝書を残した。

58世:七郎元氏(もとうじ)              
宗筠(そういん)1432-1480。名手として名高く一条兼良の愛顧を受け、応仁の乱前後の激動期に活躍した。

59八郎元安(もとやす)        
禅鳳(ぜんぽう)1454-?。父宗筠の急逝により27で宗家を継承。観世と凌ぎを削り、本拠地の奈良から京都へ活躍の場を広げ、1505年に京都の粟田口で勧進能を興行し金春の名を轟かせた。「嵐山」「一角仙人」「初雪」など異彩を放つ個性的な曲を残している。『禅鳳雑談』『反故裏之書』などの伝書も残している。また、金春禅鳳自筆本と呼ばれる謡本が現存し最古の謡本に属する。なお、6世観世元広は女婿にあたる。

60世:七郎氏照(うじてる)  
宗瑞。戦国末期の人。金春禅鳳の子。名手として名高い。行年83歳と長命。

61八郎喜勝(よしかつ)        
岌連(ぎゅうれん)1510-1583。名手の誉れが高い。また金春喜勝自筆本と呼ばれる謡本が現存。

能楽研究家後藤和也氏監修

〔update 2018.04.28(土)〕

金春流歴代宗家のご紹介①

2018年5月4日(金・休日)の81世金春宗家継承披露能まで1週間となりました。そこで、能楽評論家後藤和也氏の監修により、文献上記録のある金春流の歴代宗家をご紹介させていただきます。なお、5月のラジオ番組「鎌倉FM」では、後藤氏が歴代宗家について詳しく解説します。毎週土曜日13:30~。歴代宗家の解説は5/5、5/12、5/19、5/26に放送されます。

初世:秦河勝(はだのこうかつ)    
聖徳太子の時代(飛鳥時代、西暦600年頃)の人。宗家系図では秦河勝を遠祖とする。

53世:毘沙王権守(びしゃおうごんのかみ)
南北朝時代の人で秦河勝から53世。猿楽(能)の家として事実上の流祖とみられる。長男に光太郎(54世)、次男に千徳、三男に金春権守がいる。なお52世までの記録はナシ。

54世:光太郎(みつたろう)
毘沙王権守の長男。世阿弥の『申楽談儀』によれば光太郎は鬼の演技に長じていた。世阿弥が鬼の演技をした際、「光太郎の面影あり」と評せられた逸話アリ。

55世:毘沙王次郎(びしゃおうじろう)       
光太郎の子。光太郎没後は毘沙王権守の三男金春権守(こんぱるごんのかみ)が活躍。「金春」の名は金春権守に由来し、以後金春を姓とする。金春権守は金春禅竹の祖父にあたる。『申楽談儀』に記事アリ。

能楽研究家後藤和也氏監修

〔update 2018.04.27(金)〕

宗家継承披露能まで1週間

2018年5月4日(金・休日)12:00開場 13:00開演です。終演は17:45頃の予定です。13:00開演の「翁」上演中は見所(客席)へのお出入りは一切できなくなりますので、お時間に余裕をもってご来場くださいますようお願い申しあげます。

〔update 2018.04.27(金)〕

4月28日(土)
鎌倉FM「お能への誘い」

2018年4月28日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第57回 能のイロハは謡本・能本の歴史。金春流の謡本について。髙橋忍師による謡の実演、〈田村〉の4回目は、「いかに鬼神まさに聞くらん」から最後までです。小書「白式」の場合の謡い方は?小謡は〈田村〉の「白妙の雲もかすみも、埋もれて」。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

⇒放送の聴き方、今後のスケジュールなど詳しくはこちらへ

〔update 2018.04.26(木)〕

訃報 一噌仙幸師 ご逝去

一噌仙幸師(いっそう・ひさゆき=能楽一噌流笛方)が2018年4月24日、ご逝去。77歳。告別式は5月2日午前9時30分から桐ケ谷斎場(東京都品川区西五反田5の32の20)。喪主は妻、弓枝さん。2009年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。謹んでお悔やみ申し上げます。

〔update 2018.04.25(水)〕

21日付け産経新聞
「来月、金春流『宗家継承披露能』」

2018年4月21日(土)産経新聞の朝刊(文化面)に金春憲和宗家への産経新聞飯塚友子氏によるインタビュー記事が掲載されました。「来月、金春流『宗家継承披露能』公演は全席完売」「本番の舞台で憲和は、聖徳太子作と伝えられる家伝来の面(白式尉)をかけ、シテの翁を勤める。面の袋も、金春流を庇護した豊臣秀吉の陣羽織を仕立て直した逸品で、流派の歴史の重みを背負っての門出だ」

⇒詳しくはこちら

〔update 2018.04.21(土)〕

21日付け産経新聞に
宗家のインタビュー記事

2018年4月21日(土)産経新聞の朝刊に金春憲和宗家のインタビュー記事が掲載されます。

〔update 2018.04.20(金)〕

12月1日(土)
第1回 士乃武(しのぶ)能 〈邯鄲〉髙橋忍 狂言:野村萬斎

金春流 髙橋忍の会「第1回 士乃武(しのぶ)能」は、2018年12月1日(土)13:00~国立能楽堂 〈邯鄲〉髙橋忍 狂言:野村萬斎

〔update 2018.04.20(金)〕

サイト開設1周年

2017年4月20日(木)に金春流応援サイトとして「金春ニュース」を試験的に開設・運営して、本日でちょうど1年になります。おかげさまで、のべ訪問者は15400人を超えました。日本国内からのアクセスが中心ですが、日本以外の海外25か国、54都市(うち米国が19都市)からもアクセスしていただいております。さらに1年間、延長して運営して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

〔update 2018.04.20(金)〕

4月21日(土)
鎌倉FM「お能への誘い」

2018年4月21日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第56回 能のイロハは謡本・能本の歴史。謡は町人の生活の一部となっていたために需要があり、謡本は江戸期のベストセラー。髙橋忍師による謡の実演、〈田村〉の3回目は、クセ「普天の下、率土の内」から「思えば嘉例、なりけり」までです。小謡は〈田村〉の「白妙の雲もかすみも、埋もれて」。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

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〔update 2018.04.19(木)〕

シテ方四流儀の若手能楽師による
トークと実演。今年は「高砂」7月11日に開催!

毎年好評のシテ方四流儀の能楽師によるトークと実演。今年のテーマは「高砂」
出演:大島輝久(喜多流)、高橋憲正(宝生流)、武田宗典(観世流)、進行:中村昌弘(金春流)

2018年7月11日(水)19:00~21:00(受付18:15~) 国立能楽堂2階 大講義室 受講料:2500円
「高砂」をテーマにした流儀を超えた謡・型の実演とわかりやすく愉快なトーク。今年も見逃せません。

〔update 2018.04.15(日)〕

5月4日(金・祝)
八十一世金春憲和金春流宗家継承披露能
チケット完売御礼

2018年5月4日(金・祝)13:00~宝生能楽堂にて、八十一世金春憲和金春流宗家継承披露能を開催。おかげさまでチケット全席完売いたしました。誠にありがとうございます。

〔update 2018.04.14(土)〕

4月14日(土)
鎌倉FM「お能への誘い」

2018年4月14日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第55回 能のイロハは謡本・能本の歴史。金春流の謡本=車屋本について。髙橋忍師による謡の実演、〈田村〉の2回目は、「春宵一刻値千金」から「あら面白の、春べや」までです。小謡は〈田村〉の「白妙の雲もかすみも、埋もれて」。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

⇒放送の聴き方、今後のスケジュールなど詳しくはこちらへ

〔update 2018.04.13(金)〕

4月14日(土)円満井会定例能
〈西王母〉の舞は五段

4月14日(土)12:30開演 矢来能楽堂。金春安明師コメント「〈西王母〉は笛の舞を五段で舞う予定。今回は、森田流の笛と観世流太鼓のペア、しかも下掛リの本五段なので、鑑賞に馴れたお客様や玄人にとっては見逃せない」

〔update 2018.04.13(金)〕

4月14日(土)円満井会定例能
能〈西王母・弱法師・葵上〉

2018年4月14日(土)12:30~円満井会定例能、矢来能楽堂。〈西王母(せいおうぼ)〉金春憲和 子方金春初音  狂言〈八句連歌(はちくれんが)〉野村万蔵  〈弱法師(よろぼうし)〉本田布由樹  〈葵上(あおいのうえ)〉柏崎真由子 ツレ中野由佳子
11:30開場 12:30開演 終演17:05頃の予定。名曲が並びます。当日券ございます。

西王母
【あらすじ】女が中国の帝王に三千年に一度だけ花が咲き、実が成る仙桃の花を捧げると、西王母の分身と告げ消えます。帝王が管弦を奏でる中、西王母が現れ桃の実を捧げ、舞を舞い天上へと飛び去ります。
【見どころ】西王母伝説を舞台化したとてもめでたく華やかな曲です。後場の西王母による舞から終曲部が見どころです。金春流ゆかりの祝言能です。

弱法師
【あらすじ】盲目の乞食僧弱法師が天王寺の施行の場に現れます。弱法師は梅の香りに戯れつつ寺の縁起を語り、心眼に浦の景色を映し出します。施主高安通俊は、弱法師が生別した息子俊徳丸と気付き、二人で帰郷します。
【見どころ】盲人を主人公とする曲ですが、悲惨さも余り無く、清純な少年の遊狂を楽しみたい曲です。前半は天王寺の縁起を説く[クセ]が中心となります。後半は〔イロエ〕から、親子の再会を描く終曲部が見どころとなる名作です。

葵上
【あらすじ】六条御息所の生霊が葵上に取り憑き、光源氏の愛を失った恨みを語り、葵上を責めます。御息所は祈祷のためにやって来た、横川の小聖の前に鬼の姿で現れ、小聖に立ち向かいますが、祈り伏せられます。
【見どころ】舞台に折り畳んだ小袖が置かれます。小袖が舞台には現れない葵上を表しています。前半の枕ノ段、後半の息詰まるイノリの場面と、見どころが多く面白い名曲です。

 

〔update 2018.04.11(水)〕

8月26日(日)金春五星会ゆかた会
出演者募集のお知らせ

2018年8月26日(日)10:30~国立能楽堂2階研修舞台で、金春円満井会所属能楽師のお弟子さんたちによる、年に一度の合同発表会「第23回金春五星会ゆかた会」開催。仕舞・独吟・連吟でのご参加。出演のお申し込みは5月上旬までに社中の先生へ。

〔update 2018.04.08(日)〕

5月4日(金・祝)八十一世金春憲和
金春流宗家継承披露能 当日のご案内

13:00に開演いたしますが、「翁」上演中は見所(客席)へのお出入りは一切できなくなりますので、あらかじめご了承ください。お時間に余裕をもってご来場くださいますようお願い申しあげます。

なお、当日の予定は次の通りですが、終演時間などはおおよその目安です。

12:00開場
13:00開演「翁 十二月往来」半能「高砂」狂言「福の神」
【休憩30分】
15:20頃~仕舞 連吟
16:00頃~仕舞 能「佐渡」
17:45前後終演予定

〔update 2018.04.07(土)〕

5月20日(日)
名古屋能楽堂五月特別公演
〈田村〉本田布由樹

 

5月20日(日)14:00~ 名古屋能楽堂五月特別公演《能の男(ヒーロー)狂言の男(ヒーロー)》をテーマに、能「田村」「大江山」、狂言「朝比奈」を上演。 名古屋能楽堂。金春流の能「田村(たむら)」シテ/本田布由樹ほか
 
 
〔update 2018.04.07(土)〕
 

6月2日(土)
第66回 横浜能
〈砧〉櫻間金記

 

2018年6月2日(土)14:00~横浜能楽堂 第66回横浜能 狂言〈佐渡狐(さどぎつね)〉野村万蔵 能〈砧(きぬた)〉櫻間金記 
 
 
〔update 2018.04.06(金)〕
 

4月7日(土)
鎌倉FM「お能への誘い」

2018年4月7日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第54回 能のイロハは謡本の歴史について。世阿弥の自筆能本は?能本と謡本の違いは?など。そして髙橋忍師による謡の実演、〈田村〉の1回目は、「そもそも当寺清水寺と申す事は」から「これ坂上の、田村丸」までです。小謡も〈田村〉の「白妙の雲もかすみも、埋もれて」。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

⇒放送の聴き方、今後のスケジュールなど詳しくはこちらへ

〔update 2018.04.05(木)〕

5月18日(金)
国立能楽堂定例公演

〈杜若〉櫻間金記

 

2018年5月18日(金)18:30~国立能楽堂 国立能楽堂定例公演 狂言〈成上り(なりあがり)〉大藏教義 能〈杜若(かきつばた)〉櫻間金記 20:30頃終演予定
 
 
〔update 2018.04.04(水)〕
 

〈翁(おきな)〉金春憲和

金春月報 2018年4月号 主な内容

■円満井談義「卒都婆小町について」金春穂高
■4月の演能・5月の演能・チケット発売情報
■金春円満井会新規入会者紹介/金春五星会ゆかた会2018年8月26日(日)開催のお知らせ
■「薩摩藩の能楽(第三回)江戸初期の藩主、島津家久と能楽」名古屋女子大学文学部教授 林和利
■能の表現―今月の演目〈正尊(しょうぞん)〉から―後藤和也
■宗家継承披露能特別企画「能〈佐渡〉対談」佐渡シテ:金春安明師 聞き手:本田光洋

■連載 観能のための曲目解説118「木賊(とくさ)」金春安明
■明窓浄机―学会通信―倉持長子(くらもちながこ)(昭和女子大学非常勤講師)黒川能について
■同門会だより

「スケジュール2018」を更新しました(2018年4~5月分)。

〔update 2018.04.01(日)〕

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金春流の定例公演

金春会定期能
2024年
4月7日(日)12:30開演
「加 茂」政木哲司
「西行桜」髙橋 忍
「船 橋」山井綱雄
円満井会えんまいかい定例能
2024年
4月13日(土)12:30開演
「春日龍神」本田布由樹
「百万」  岩松由実

矢来能楽堂

金春流の特別行事

薪御能
2024年5月
17日(金) 興福寺/春日大社
18日(土) 興福寺/春日大社
大宮薪能
2024年5月
24日(金) 大宮氷川神社
25日(土) 大宮氷川神社
轍の会
2024年7月7日(日)
国立能楽堂 
「清経 恋ノ音取」本田芳樹
「伯母捨」櫻間金記
座・SQUARE
2024年7月15日(月・祝)
13:00~国立能楽堂
「班女」井上貴覚
「鞍馬天狗」山井綱雄
金春祭り
2024年8月7日(水)18:00~
能楽金春祭り 銀座金春通り
路上奉納能 獅子三礼
鎌倉薪能
2024年10月11日(金)
鎌倉宮境内 鎌倉・大塔宮
春日若宮おん祭り
2024年12月
17日(火)
18日(水)
春日若宮御祭礼式能
奈良市春日大社
弓矢立合、神楽式ほか