ご来場ありがとうございました。満員御礼

八十一世金春憲和
金春流宗家継承披露能
主催:金春宗家
金春流宗家継承披露能実行委員会

(81せい/こんぱるのりかず/こんぱるりゅうそうけ/けいしょう/ひろうのう)

2018年(平成30年)5月4日(金・祝)
13:00開演 於:宝生能楽堂

ご来場。誠にありがとうございました。当サイトは、期間限定(2017年12月10日~2018年5月10日)で公開していましたが、情報の更新は2018年5月10日をもって終了いたししております。最新の金春流関連情報は、こちらをご覧ください。

ご来場、ありがとうございました。
八十一世金春憲和金春流宗家継承披露能
満員御礼

2018年5月4日(金・祝)13:00~宝生能楽堂にて、八十一世金春憲和金春流宗家継承披露能を開催いたしました。満員御礼。

当日の番組です。

宗家継承記念グッズを販売
5月4日(金・休日)継承披露能 会場受付にて

2018年5月4日(金・休日)当日、会場受付にて宗家継承記念ポストカードや扇などの記念グッズ、金春安明著「金春の能〈上〉中世を汲む」、謡本「翁」「高砂」「佐渡」を販売いたします。開演前(12:00開場~12:50頃)、休憩時間(14:50頃~15:20頃)にお求めください。

4月21日(土)付け産経新聞
「来月、金春流『宗家継承披露能』」

2017年4月21日(土)産経新聞の朝刊(文化面)に金春憲和宗家への産経新聞飯塚友子氏によるインタビュー記事が掲載されました。「来月、金春流『宗家継承披露能』公演は全席完売」「本番の舞台で憲和は、聖徳太子作と伝えられる家伝来の面(白式尉)をかけ、シテの翁を勤める。面の袋も、金春流を庇護した豊臣秀吉の陣羽織を仕立て直した逸品で、流派の歴史の重みを背負っての門出だ」

⇒詳しくはこちら

〔update 2018.04.21(土)〕

3月30日(金)付け東京新聞(朝刊)に
金春憲和宗家インタビュー掲載

2018年3月30日(金)付けの東京新聞(朝刊)に、八十一世金春憲和(こんぱる のりかず)金春流宗家へのインタビュー記事が掲載。

⇒記事内容は東京新聞のWEBサイトでお読みになれます。

金春流宗家継承披露パーティー
八十一世金春憲和宗家からのメッセージ

2018年2月12日(月・振休)14:00~16:30、東京都千代田区のホテルで「八十一世金春憲和(のりかず) 金春流宗家継承披露パーティー」が盛大に開催されました。金春憲和宗家からのメッセージをご紹介します。

無事に八十一世継承披露パーティを終えました。金剛宗家を始め、各方面の方々から沢山の有難いお言葉を頂戴しました。又、250名近くの方にご来場頂きました。大変光栄に存じます。

金春流は各家がそれぞれの芸風を持っています。私としては、祖父、父と同じく、各家の方々が芸風を発揮して頂き、その上で金春流の規範を守って行くのが宗家の仕事だと思っています。私が名人として世に出る事よりも、金春流内から名人を輩出する事の方が大切だと感じ、諸家の方々の芸道精進を手助け出来たら、と思います。

勿論、私自身も勉強し、父や諸先輩方からご指導頂き、今後も芸道に邁進して行く所存です。

81世金春憲和 金春流宗家

謹んで宗家継承披露能の
ご案内を申し上げます

2017年(平成29年)4月、関係のみなさまのご協力の下、所定の手続きを経て、能楽シテ方金春流(こんぱるりゅう)宗家継承が確定しました。80世金春安明(やすあき)宗家から81世金春憲和(のりかず)宗家への継承です。継承から間もなく1年になりますが、このたび宗家継承を記念して、2018年(平成30年)5月4日(金・祝)、81世金春憲和金春流宗家の継承披露能を宝生能楽堂にて開催いたします。

当日は金春流以外のシテ方、観世流・観世清和(きよかず)宗家、宝生流・宝生和英(かずふさ)宗家、金剛流・金剛永謹(ひさのり)宗家、喜多流・友枝昭世(あきよ)師(人間国宝)のみなさまにもご出演いただきます。

81世金春憲和宗家が「翁(おきな)」を、金春穂高(ほだか)師が半能「高砂(たかさご)」を、そして80世金春安明師が、79世故金春信高(のぶたか)宗家作の佐渡での世阿弥を描いた能「佐渡(さど)」を舞うほか、金春流を代表する演者のみなさまが総出演いたします。なお、「佐渡」のツレ(ヒメ)金春初音(はつね)さんは憲和宗家長女。

 
金春宗家
金春流宗家継承披露能実行委員会

能楽 金春流

〔能楽とは〕

室町時代に大成された能楽は、その後650年もの間、途絶えることなく上演され続けてきた世界にも類を見ない伝統芸能です。日本が世界に誇る傑作芸能として、1957年には国内で重要無形文化財に指定され、2001年にはユネスコの無形文化遺産・第1号に選定されています。

〔金春流とは〕
世阿弥の「風姿花伝」に“申楽(さるがく)と呼ばれる芸能(今の能楽)は聖徳太子が秦河勝(はだのこうかつ)に命じて創作させた”とあります。その秦河勝に始まる正統を脈々と受け継ぐ金春流は、現宗家 金春憲和(のりかず)で81世を数える能楽最古の歴史を有する流儀です。金春流の芸風は、謡も型も古い様式を随所に残す、最も古格を重んじた、幽玄かつ雄渾なもので、多くの方々に深く愛されて参りました。

〈放下僧(ほうかぞう)〉シテ金春憲和宗家「金春月報」2017年5月号表紙

八十一世金春憲和(こんぱるのりかず)
金春流宗家

1982年、80世宗家金春安明(やすあき)の長男として東京に生まれる。父・金春安明に師事。6歳、『邯鄲(かんたん)』子方にて初舞台。13歳、『経政(つねまさ)』にて初シテ。

現在までに『獅子(しし)』『乱(みだれ)』『道成寺(どうじょうじ)』『翁(おきな)』を披(ひら)く。2017年4月、金春流81世宗家を継承。公益社団法人 能楽協会 会員。公益社団法人 金春円満井会 常務理事。

2018年(平成30年)5月4日(金・祝)
八十一世金春憲和金春流宗家継承披露能 

主催:金春宗家
問い合わせ先:金春流宗家継承披露能実行委員会

公演日時:2018年(平成30年)5月4日(金・祝)12:00開場 13:00開演
於:宝生能楽堂(東京都文京区本郷1-5-9)JR水道橋駅 東口徒歩3分 都営三田線水道橋駅A1出口徒歩1分

番 組

「翁 十二月往来(じゅうにつきおうらい) 父尉(ちちのじょう) 延命冠者(えいんめいかじゃ)」シテ父尉金春憲和 ツレ髙橋忍 ツレ金春飛翔(ひかる)

半能「高砂」金春穂高 ワキ森常好 地頭(じがしら):本田光洋(みつひろ)

狂言「福の神」大藏彌右衛門

【休憩30分】

仕舞「梅」   観世清和(観世流宗家)
仕舞「八島」  宝生和英(宝生流宗家)
仕舞「東北キリ」金剛永謹(金剛流宗家)
仕舞「枕慈童」 友枝昭世(喜多流)

仕舞「嵐山」  辻井八郎
仕舞「笠ノ段」 櫻間右陣
連吟「室君」    梅井みつ子/深津洋子/村岡聖美/柏崎真由子/林美佐/安達裕香
連吟「芭蕉キリ」長谷川純子/森瑞枝/岩松由美/中野由佳子 ※仕舞から連吟に変更
仕舞「花筐クルイ」本田光洋
仕舞「船弁慶キリ」櫻間金記

能「佐渡」シテ金春安明  ツレ(ヒメ)金春初音  ツレ(小太郎)山井綱雄 地頭:髙橋忍

曲目解説

 

(おきな)十二月往来(じゅうにつきおうらい)】【父尉(ちちのじょう)】【延命冠者(えんめいかじゃ)

「翁は能にして能にあらず」と言われるように、他の曲と一線を画し、神聖視されています。翁には演劇的な筋立てはありません。儀式性が強い祝福の曲です。

〈翁〉は近年しばしば上演されますが、〈十二月往来〉は翁の特殊形態で、興福寺薪御能(春日大社舞殿)以外での上演は滅多になく、今回はとても貴重な機会となりますので、お見逃しなく。
一年十二ヶ月の風趣が立合形式で演じられます。観世流と金春流のみにある小書で、金春流では翁が三人(シテ翁一人、ツレ翁二人)登場し、翁舞をシテ一人が舞います。通常の翁とは異なり、十二月往来特有の詞章になります。今回はシテ・父尉を81世金春憲和宗家、ツレを髙橋忍、金春飛翔が演じます。

※なお、「十二月往来」前回の舞台上演は、2015年11月1日(日)名古屋金春会で「翁 十二月往来 父尉 延命冠者」本田芳樹/本田布由樹/鬼頭尚久(於:名古屋能楽堂)でした。

 

☆この曲は、現在、毎年見る事が出来るのは、五月に開催される奈良の興福寺薪御能での春日大社社殿前における「咒師走り(ししはしり)の儀」だけです。明治以前、春日大社と興福寺は同じ団体であったと言っても過言では無い、密接な関係にあったので、興福寺の行事でも春日大社で神事が行われ、廃仏毀釈で別れた後でも引き続き我々は両社寺に奉能しています。

☆十二月往来は、途中までは通常の翁と同じで、翁渡り、千歳舞がありますが、千歳舞の途中で白式尉を付ける役者が三人に増え、一年間の目出度い事柄を一月から十二月までシテとツレ二人で謡い合います。途中から再び通常の翁舞と同じく、一人の翁が翁舞を舞い、最後は三人揃って立拝をして納めます。

☆続いてシテは父の尉に面を付け替え、千歳は延命冠者の面を付け、それぞれこの世を寿ぐ謡を謡います。

父の尉が面を外すと、シテとツレ三人は退場し、通常の翁通り、三番三による籾の段、鈴の段があり、終演となります。

☆神事性の高い演目です。シテ『八月の雁』ツレ『放生会に詣ろう』等、神仏習合の色合いが謡の中にも色濃く残っている所もお楽しみ下さい。

 

 

半能 高砂(たかさご)  

【あらすじ】阿蘇の神主が高砂の浦で、松の木陰を掃く老夫婦に会います。老夫婦は夫婦の和合、高砂と相生の松の謂れ、和歌と聖代の繁栄の話などを語ると海上に消えます。神主が老夫婦の言葉に導かれ住吉へ行くと、住吉の松の精が現れ、御代を祝福し舞を舞います。
【見どころ】結婚式などでよく謡われる「高砂やこの浦舟に帆をあげて…」等、有名な謡が多い曲です。前場は夫婦和合、松の謂れ、和歌と聖代の繁栄を寿ぐ老夫婦の姿が印象的です。後場は明るく颯爽とした〔神舞〕が見どころです。

今回は半能の形式で後場のみを上演します。

 

 

狂言 福の神(ふくのかみ)

【あらすじ】二人の男が福の神を祀る神社に参拝し、年越しの豆まきをしていると、大きな笑い声をあげて福の神が現れます。福の神は自ら名乗ると御神酒をくれと言い、豊になるには元手がいると話します。二人は元手が無いからここにお参りに来るのだと言いますが、福の神は元手とは心持ちのことで、早起きをし、慈悲の心を持ち、人付き合いを大切にし、夫婦仲良くすること。また、自分のような福の神にたくさんの御神酒や供え物を捧げれば必ず豊かになると言い、謡い舞い、笑って帰って行きます。

 江戸時代、正式な番組立てとされた翁から始まる五番立ての演能において、脇能に続いて演じられる祝言性のある狂言を脇狂言と称しています。「福の神」も代表的な脇狂言の一曲です。

 

能 佐渡(さど)

【あらすじ】金春氏信(禅竹)の娘ヒメは、円満井座(えんまいざ)の小太郎を供に、佐渡に流された祖父である世阿弥を訪ねます。世阿弥は孫娘との再会を喜び、現在の心境や「離見の見(りけんのけん)」の心を語り、昔を懐かしんで舞を舞いますが、やがて夜が明け、別れのときがきます。二人を見送り、世阿弥一人島に残ります。

数多くの金春流の復曲を手がけた79世故金春信高宗家の手になる唯一無二の新作能です。1990年(平成2年)12月4日に初演され、その後何度も上演されている人気曲です。

 

金春安明師解説

《佐渡》が「七十九世宗家、故・金春信高の唯一無二の新作能」として紹介される事がある理由は、当時、他流では様々な新作能が作られて居ましたが、信高は小書(替えの型の類の特殊演出)の整理・復元には熱心でしたが、新作能に関しては、むしろ新作能不要論だったのです。
 それが、平成元年にNHKから依頼され、舞囃子形式の新作《配所 佐渡の月》という、世阿弥が配所の佐渡で書いた《金島書》に新たに節付をしてライブ放送したのです。
 
それがキッカケに成り、信高は「能の大成者・世阿弥を顕彰した新作は有っても良い」と考え、NHKの舞囃子の一年あまり後に、新作能としての《佐渡》を上演しました。
 
初めは和泉流のアイでしたが、後に、大藏家が山本東次郎家と相談して大蔵流風の言い回しのアイの台詞も出来、囃子方も、何流とも調整が出来て、汎、光洋、安明らが全国各地の金春流拠点で上演しました。
 
一通り各地で皆が勤めて、暫く放置されていましたが、さて、今度の宗家継承披露能で久しぶりに勤めようという事に成りました。
 
世阿弥の外孫娘(禅竹の娘)が佐渡の世阿弥を見舞う能です。子方を外孫ではなくて内孫ですが憲和の長女・初音に勤めさせます。

能楽金春流応援サイト「金春ニュース」は、今回の八十一世金春憲和金春流宗家継承披露能を応援して、ホームページ運営のお手伝いをさせていただいております。なお、このサイト「披露能」は、期間限定(2017年12月10日~2018年5月10日)での公開となります。

おかげさまでチケット全席完売いたしました。誠にありがとうございます。なお、当サイトの公開は5月10日まででした。

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