Komparu News & Topics
2018年(平成30年)6月  June 2018

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7月7日(土)ラジオ番組
鎌倉FM「お能への誘い」7月は〈土蜘〉

2018年7月7日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第67回
髙橋忍師による謡の実演、7月の放送は〈土蜘〉です。

〔update 2018.06.27(水)〕

6月30日(土)ラジオ番組
鎌倉FM「お能への誘い」〈小袖曽我〉

2018年6月30日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第66回「能のイロハ」は能の構成。現在能と夢幻能の両方をミックスした両掛能、例として〈清経〉と〈黒塚〉について解説します。

髙橋忍師による謡の実演、〈小袖曽我〉の5回目は、「高き名を」から最後まで。男舞のあとの大ノリ。聴いていると心地良いが、きっちりしたリズムで謡うのは難しい。小謡は〈鶴亀〉「庭の砂は.金銀の」。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

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〔update 2018.06.25(月)〕

6月30日(土)円満井会定例能
能〈高砂・富士太鼓・熊坂〉

2018年6月30日(土)12:30~円満井会定例能、矢来能楽堂。〈高砂(たかさご)〉村岡聖美 ツレ柏崎真由子  狂言〈鶯(うぐいす)〉三宅近成  〈富士太鼓(ふじだいこ)〉林美佐 子方井上和奏  〈熊坂(くまさか)〉中村昌弘
11:30開場 12:30開演 終演17:35頃の予定。当日券ございます。

高砂 
【あらすじ】阿蘇の神主が高砂の浦で、松の木陰を掃く老夫婦に会います。老夫婦は夫婦の和合、高砂と相生の松の謂れ、和歌と聖代の繁栄の話などを語ると海上に消えます。神主が老夫婦の言葉に導かれ住吉へ行くと、住吉の松の精が現れ、御代を祝福し舞を舞います。
【見どころ】結婚式などでよく謡われる「高砂やこの浦舟に帆をあげて…」等、有名な謡が多い曲です。前場は夫婦和合、松の謂れ、和歌と聖代の繁栄を寿ぐ老夫婦の姿が印象的です。後場は明るく颯爽とした〔神舞〕が見どころです。

富士太鼓 
【あらすじ】富士が皇居での管弦の会で太鼓の役を望みますが、既に太鼓の役に決まっていた浅間に恨まれ討たれます。皇居に行き夫の死を知った妻は、太鼓を敵とみなし太鼓を打っては舞い舞っては狂い恨みを晴らします。
【見どころ】鞨鼓台の作リ物が目を引きます。前半では夫を失った妻の悲しみがじっくりと謡われます。後半は太鼓を打っては舞う、妻の舞が見どころです。

熊坂 
【あらすじ】旅僧が美濃の赤坂で僧に弔いを頼まれます。庵には薙刀などがあり、盗賊への用心のためと語り、消えます。後刻、その僧が盗賊熊坂長範の霊として現れ、牛若に斬られ無念の最期を遂げた様を語ります。
【見どころ】若き日の義経が熊坂を打ち取る様を熊坂の側から描いた曲です。前半の静かな展開とは対照的に、後半では熊坂が大薙刀を手に奮闘する豪快さが見どころです。

 

〔update 2018.06.24(日)〕

6月23日(土)ラジオ番組
鎌倉FM「お能への誘い」〈小袖曽我〉

2018年6月23日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第65回「能のイロハ」は夢幻能について。回想形式をとることで、修羅能のように何百年も前の平家の亡くなった武将とかを自由に出せるようになった。このように夢幻能だと時間や空間の制約を超えて神や武将やいまやなき貴人や女性などを登場さることができる。能を代表する夢幻能を作ったことは大きい。

髙橋忍師による謡の実演、〈小袖曽我〉の4回目は、上羽「その上われらは」から「祝言を。謡う声」まで。小謡は〈鶴亀〉。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

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〔update 2018.06.21(木)夏至〕

7月15日(日)座・SQUARE
第21回公演 国立能楽堂
〈呉服〉辻井八郎 ツレ井上貴覚 
〈融 笏ノ舞〉山井綱雄

2018年7月15日(日)座・SQUARE第21回公演「ことほぎの機音(はたおと)・懐古の月光(ひかり)」 13:00~国立能楽堂 〈呉服(くれは)〉辻井八郎ツレ井上貴覚 仕舞〈芭蕉クセ〉髙橋忍 狂言〈苞山伏(つとやまぶし)〉野村万蔵 〈融(とおる) 笏ノ舞(しゃくのまい)〉山井綱雄 12:15開場 13:00開演。

〔update 2018.06.20(水)〕

 

呉服 くれは
【あらすじ】住吉神社参詣を終えた延臣が呉服の里に着くと、機(はた)を織る音が聞こえてきます。そこへ呉織(くれはとり)・漢織(あやはとり)と名乗る中国の若い女性が現れます。二人は応神天皇の御代に呉国から来て綾の衣を織り帝に献上したことを語り、機(はた)を織るさまを見せ消えます。やがて呉織(くれはとり)の神霊が現れ舞を舞い御代を祝福します。
【見どころ】世阿弥作の可能性が高い情趣豊かな神能です。江戸時代を通し上演頻度の高い人気曲でした。しかし、現在では極めて上演頻度の少ない曲になっており上演がある際には必見です。前場は応神天皇の御代に呉国から来て綾の衣を織り帝に献上したことを語るクセが中心です。また、大掛かりで美しい作リ物にも注目です。後場は神能では珍しい、呉織(くれはとり)による「中ノ舞」が見どころです。

 笏ノ舞 とおる しゃくのまい
【あらすじ】都へ上った旅僧が河原院を訪れ、潮汲みの老人に会います。老人は昔、源融がこの地に塩釜の浦の至景を移したことを語り、僧に潮汲みの様を見せ消えます。その夜、源融の霊が現れ、月下に舞を舞います。
【見どころ】源融が都へ塩釜の至景を移したという、王朝の優雅な情趣を、月光の下に詩的に描いた曲です。詞章・節付ともに優れた名曲で、後場の舞が見どころです。

6月24日(日)
奈良金春会
〈半蔀〉金春康之 〈小鍛冶〉金春憲和

2018年6月24日(日)奈良金春会 12:30~奈良春日野国際フォーラム甍能楽ホール 能のお話し:髙橋忍 「半蔀」金春康之 「小鍛冶」金春憲和

 

〔update 2018.06.19(火)〕

 

6月24日(日)
第39回 轍の会
〈自然居士〉櫻間金記 〈砧〉本田光洋

2018年6月24日(日)第39回轍の会 14:00~国立能楽堂 「自然居士」櫻間金記 狂言「腰祈」三宅右近 「砧」本田光洋 ツレ本田芳樹

詳しくは「演能案内2018」

〔update 2018.06.17(日)〕

 
 

6月16日(土)櫻詠会
能〈海人〉山中一馬 

2018年6月16日(土)第25回金春流 櫻詠会 14:00~矢来能楽堂 「海人」山中一馬 子方井上あかり 狂言「千鳥」山本泰太郎

 

〔update 2018.06.16(土)〕

6月16日(土)ラジオ番組
鎌倉FM「お能への誘い」〈小袖曽我〉

2018年6月16日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第64回「能のイロハ」は夢幻能について。霊体(男女の亡くなっている人の霊)や神や鬼のように現実的でない人、そういう人をシテとするのが夢幻能。

髙橋忍師による謡の実演、〈小袖曽我〉の3回目は、「いかに春日の局のおん入り候か」から「懐かしければ去りやらず」まで。小謡は〈鶴亀〉。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

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〔update 2018.06.14(木)〕

シテ方四流儀の若手能楽師による
トークと実演。今年は「高砂」7月11日に開催!

毎年好評のシテ方四流儀の能楽師によるトークと実演。今年のテーマは「高砂」
出演:大島輝久(喜多流)、高橋憲正(宝生流)、武田宗典(観世流)、進行:中村昌弘(金春流)

2018年7月11日(水)19:00~21:00(受付18:15~) 国立能楽堂2階 大講義室 受講料:2500円
「高砂」をテーマにした流儀を超えた謡・型の実演とわかりやすく愉快なトーク。今年も見逃せません。

なお、おかげさまで定員に達しましたので、締切とさせていただきます。 大勢さまのお申込みをいただき、有り難うございました!

〔update 2018.06.13(水)〕

 6月12日(火)第16回 青翔会 
舞囃子〈巻絹
惣神楽

2018年6月12日(火)13:00~国立能楽堂で第16回 青翔会が開催されます。金春流の舞囃子〈巻絹(まきぎぬ) 惣神楽〉村岡聖美 地頭:井上貴覚。今回は「惣神楽(そうかぐら)」での上演です。

〔update 2018.06.12(火)〕

8月1日(水)~
 第34回能楽金春祭り 

 GINZAでお能 

毎年恒例の銀座・能楽金春(こんぱる)祭りが、2018年8月1日(水)から7日(火)まで開催されます。銀座「金春通り会」(商店会)と公益社団法人・金春円満井会の相互協力によるものです。

金春祭りの一環で、昨年も大変ご好評いただいたお能の体験講座が、下記スケジュールで開催されます。

〔update 2018.06.07(木)〕

銀座金春通りで 第34回銀座 金春祭り 2018年8月1日(水)~

毎年恒例の銀座金春祭りが、今年も開催されます。昭和60年(1985)に始まり今年で34回になります。2018年8月1日(水)~8月5日(日)には能楽講座や写真展示が、そして、8月7日(火)には路上奉納能が行われます。いずれも入場無料ですので、どうぞご来場ください。

【能楽講座】

8月1日(水)
 12:00~13:00 小学生・中学生 能体験:柏崎真由子
 14:00~15:30 対談「家元継承とは」金春安明前宗家/金春憲和宗家
8月2日(木)
 12:00~13:00 ギャラリートーク:山井綱雄 
 14:00~15:30 楽器体験~笛~:藤田貴寛(笛方一噌流)
8月3日(金)
 12:00~13:00 小学生・中学生 能体験:村岡聖美    
 14:00~15:30 講演「能装束の歴史~金春家伝来品に見る」小山弓弦葉(おやまゆずるは)(東京国立博物館研究員 日本東洋染織史)
8月4日(土)
 12:00~13:00 小学生・中学生 能体験:中野由佳子 
 14:00~15:30 講演「『扇』について」本田光洋
8月5日(日)
 12:00~13:00 ギャラリートーク:本田芳樹  
 14:00~15:30 謡・仕舞体験:金春穂高
8月7日(火)
 12:00~13:00 ギャラリートーク:本田布由樹 

いずれも無料 定員30名(先着順)
能体験の受付開始時間は11:30からです。
能体験の対象者は小学生・中学生です。白足袋または白靴下をご持参ください。

6月9日(土)ラジオ番組
鎌倉FM「お能への誘い」〈小袖曽我〉

2018年6月9日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第63回「能のイロハ」は現在能について。世阿弥が大成、その後継者禅竹、その後観世長俊が〈正尊〉を作る。髙橋忍師による謡の実演、〈小袖曽我〉の2回目は、「あら珍しや十郎殿」から「隔てあるこそ、悲しけれ」まで。小謡は〈鶴亀〉。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

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〔update 2018.06.07(木)〕

6月13日(水)
東京能楽囃子科協議会
舞囃子〈玉葛〉櫻間右陣 

2018年6月13日(水)東京能楽囃子科協議会 能楽公演 六月定式能 18:00~国立能楽堂 金春流 舞囃子 〈玉葛〉櫻間右陣

 

〔update 2018.06.06(水)〕

6月16日(土)櫻詠会
能〈海人〉山中一馬 

2018年6月16日(土)第25回金春流 櫻詠会 14:00~矢来能楽堂 「海人」山中一馬 子方井上あかり 狂言「千鳥」山本泰太郎

 

〔update 2018.06.05(火)〕

8月2日(木)国立能楽堂企画公演
能〈通盛〉シテ髙橋忍 ツレ井上貴覚

2018年8月2日(木)国立能楽堂企画公演で金春流の能〈通盛〉上演。19:00~国立能楽堂、終演21:45頃。

【対談】石田ひかり×大倉源次郎
狂言〈瓜盗人(うりぬすびと)〉髙澤祐介(和泉流)
能〈通盛(みちもり)〉シテ髙橋忍 ツレ井上貴覚

予約開始2018年7月9日(月) 窓口販売7月10日(火)から

〔update 2018.06.04(月)〕

6月2日(土)ラジオ番組
鎌倉FM「お能への誘い」

2018年6月2日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第62回 6月の「能のイロハ」は能の構成、現在能と夢幻能について。髙橋忍師による謡の実演、〈小袖曽我〉の1回目は、「いのち牡鹿の隠れ家の」から「恐れなし」まで。ワキの出ない能、シテとツレで次第を謡います。小謡は〈鶴亀〉。

毎週土曜日 13:30~13:58に放送される鎌倉エフエムの「お能への誘(いざな)い」。内容は「能のイロハ」「謡の実演」その他の情報などです。出演は金春流能楽師髙橋忍、能楽研究家後藤和也、パーソナリティ内田善昭のみなさん。インターネットおよびスマホで全国どこでもお聴きになれます。

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〔update 2018.06.01(金)〕

〈翁 十二月往来〉金春憲和

金春月報 2018年6月号 主な内容

■円満井談義「水田」本田光洋
■6月の演能・7月の演能・チケット発売情報
■かわらばん:訃報 一噌仙幸氏逝去
■「薩摩藩の能楽(第五回)『中西氏系譜草稿』から判明すること」伝承文化研究センター所長 林和利
■(公社)金春円満井会 定時総会 通知
■八十一世金春憲和金春流宗家継承披露能 撮影:辻井清一郎
■連載 観能のための曲目解説119「知章(ともあきら)」金春安明

■明窓浄机―学会通信―鵜澤瑞希(うざわみずき)(東京大学大学院総合文化研究科特任研究員)
■能の表現―今月の演目〈海人(あま)〉から―後藤和也

「スケジュール2018」を更新しました(2018年6~7月分)。

〔update 2018.06.01(金)〕

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金春流の定例公演

金春会定期能
2024年
6月2日(日)12:30開演
「花月」本田芳樹
「采女」金春安明
「海人」佐藤俊之
円満井会えんまいかい定例能
2024年
6月8日(土)12:30開演
「養老」森瑞枝
「半蔀」林美佐

矢来能楽堂

金春流の特別行事

薪御能
2024年5月
17日(金) 興福寺/春日大社
18日(土) 興福寺/春日大社
大宮薪能
2024年5月
24日(金) 大宮氷川神社
25日(土) 大宮氷川神社
轍の会
2024年7月7日(日)
国立能楽堂 
「清経 恋ノ音取」本田芳樹
「伯母捨」櫻間金記
座・SQUARE
2024年7月15日(月・祝)
13:00~国立能楽堂
「班女」井上貴覚
「鞍馬天狗」山井綱雄
金春祭り
2024年8月7日(水)18:00~
能楽金春祭り 銀座金春通り
路上奉納能 獅子三礼
鎌倉薪能
2024年10月11日(金)
鎌倉宮境内 鎌倉・大塔宮
春日若宮おん祭り
2024年12月
17日(火)
18日(水)
春日若宮御祭礼式能
奈良市春日大社
弓矢立合、神楽式ほか