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9月13日(日)金春会定期能
2020年9月13日(日)金春会定期能 12:30~国立能楽堂
能〈俊寛〉シテ:金春穂高 康頼:金春飛翔 成経:金春嘉織 ワキ:福王和幸 アイ:善竹大二郎 笛:藤田朝太郎 小鼓:観世新九郎 大鼓:柿原弘和 地頭:髙橋忍
狂言〈名取川〉シテ:善竹十郎 アド:野島伸仁
能〈六浦〉シテ:櫻間右陣 ワキ:工藤和哉 アイ:善竹大二郎 笛:藤田次郎 小鼓:曽和正博 大鼓:佃良勝 太鼓:小寺佐七 地頭:長谷猪一郎
能〈船橋〉シテ:本田布由樹 ツレ:政木哲司 ワキ:野口能弘 アイ:大藏教義 笛:栗林祐輔 小鼓:住駒匡彦 大鼓:亀井実 太鼓:梶谷英樹 櫻間金記 地頭:本田光洋
〔update 2020.08.26(水)〕
9月13日(日)金春会定期能
〈船橋〉あらすじと見どころ
2020年9月13日(日)金春会定期能 12:30~国立能楽堂 〈俊寛〉金春穂高 〈六浦〉櫻間右陣 〈船橋〉本田布由樹
船橋 ふなばし
【あらすじ】山伏が旅の途中に上野の国(現群馬県)の佐野で二人の男女に出会い、橋を建立するための寄付を求められます。男は親に恋をさかれ命を落とした、という船橋にまつわる悲恋の話をし、実は自分たちがその当事者であると語り弔いを求めて消えます。やがて二人の男女の霊が現われ、二人が船橋から落ち命を落とした様を見せますが、山伏たちの弔いにより成仏します。
【見どころ】世阿弥が古作を改作した曲です。前場では語リからクセにかけて二人の悲恋が描かれます。〈船橋〉はクセで中入リという珍しい構成になっています。後場にもツレの女が登場するのは、後のシテ一人主義とは違う、劇的で古風な面影が残っているところです。キリは修羅物で多く使われる中ノリの謡が特色です。若い男女の物語ですが重厚な趣を感じる世阿弥の名作です。
〔update 2020.08.23(日)〕
2020年鎌倉薪能
無観客で開催!後日、映像配信の予定
2020年10月9日(金)・10日(土)開催予定の第62回 鎌倉薪能は、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、日程と内容を変更して無観客開催いたします。
2020年10月9日(金) 鎌倉宮境内 鎌倉・大塔宮
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため入場は不可。無観客にて内容を変更して開催いたします。後日、映像配信の予定です。
番組
素謡〈翁〉金春憲和(金春流81世宗家)
仕舞〈羽衣キリ〉金春安明(金春流80世前宗家)
仕舞〈鍾馗〉山井綱雄
地謡:辻井八郎/井上貴覚/本田芳樹/本田布由樹/中村昌弘
〔update 2020.08.19(水)〕
金春宗家による
動画配信〈猩々〉仕舞の稽古
能楽 シテ方金春流八十一世宗家 金春憲和(こんぱるのりかず)師による〈猩々〉の仕舞の稽古動画です。
生徒は金春政和(宗家の弟)さんです。
出演: 金春憲和(能楽 シテ方金春流八十一世宗家)・金春政和
企画・制作:金春宗家(金春牧子・金春憲和・金春政和)
撮影・編集:金春 政和
〔update 2020.08.18(火)〕
【8月10日(月・祝)4/18の延期公演】
円満井会定例能
能〈生田・源氏供養・葵上〉
2020年8月10日(月・祝) 12時30分開演、会場・矢来能楽堂。
8月10日(月・祝)の円満井会定例能は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、通常と異なり、総入れ替え三部制での開催となります。
2020年4月18日(土)のチケットはご使用いただくことができません。
2020年4月18日(土)のチケットをお持ちの方は、詳細につきましてはご購入されました各能楽師にお尋ねください。
金春円満井会よりご購入いただきましたお客様には、個別にご連絡させて頂きます。
※チケット料金が通常と異なります。
各部ごと 一般:2,000円 25歳以下優待券:1,000円
今回は感染予防対策として、入り口での検温、総入れ替えの三部制を導入、座席数を半数に減らす等、従来と異なる態勢で取り組んで参ります。
2020年8月10日(月・祝)12:30~円満井会定例能、矢来能楽堂。〈生田(いくた)〉井上貴覚 子方:井上和奏 狂言〈文荷(ふみにない)〉大藏吉次郎 〈源氏供養(げんじくよう) 〉本田布由樹 〈葵上(あおいのうえ)〉村岡聖美 ツレ安達裕香
11:30開場 12:30開演 終演17:10頃の予定。
金春宗家による
動画配信〈鍾馗〉謡の稽古・前編
能楽 シテ方金春流八十一世宗家 金春憲和(こんぱるのりかず)師による〈鍾馗〉の謡の稽古動画【前編】です。
生徒は金春政和(宗家の弟)さん、解説(声)は金春牧子(宗家の姉)さんです。
出演: 金春憲和(能楽 シテ方金春流八十一世宗家)・金春政和
企画・制作:金春宗家(金春牧子・金春憲和・金春政和)
撮影・編集:金春 政和
〔update 2020.08.04(火)〕
金春月報 2020年8月号 主な内容
■円満井談義「オンライン稽古」辻井八郎
■演能会仕舞写真〈実盛・野宮・藤戸〉
■演能会の予定 FM能楽堂 8月の演能・9月の演能 公演中止のお知らせ チケット発売
■『金春五星会 in 鹿児島』中止のお知らせ (公社)金春円満井会新規入会者
■かわらばん 日本能楽会会員、重要無形文化財保持者(総合認定)井上貴覚・政木哲司・本田芳樹・本田布由樹 選定保存技術の選定及び保持者の認定佐々木洋次(佐々木能装束)
■能の表現―今月の演目〈源氏供養(げんじくよう)〉から―後藤和也
■美術館散歩 杉並区郷土博物館分館 永青文庫
■演能会仕舞写真
■小説『名残の花(澤田瞳子著)』―中村平蔵も登場(二)佐藤俊之
■明窓浄机―学界通信―深澤希望(ふかざわ のぞみ)(野上記念法政大学能楽研究所兼任所員) 樋口英江氏「豊後大友氏の能楽関係資料年表稿」の紹介
■円満井戸端会議 只今、能楽の未来を懸けた公演、開催中! 山井綱雄
■連載 観能のための曲目解説134 〈羽衣(はごろも)〉続き 金春安明
■暑中見舞広告
■2021年(令和3年)能楽カレンダーのお知らせ
■編集後記
※「スケジュール」を更新しました(2020年8月~2020年9月)。
〔update 2020.08.02(日)〕
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