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3月2日(土)円満井会定例能
能〈鉢木・羽衣 替ノ型・融〉
2019年3月2日(土)12:30~円満井会定例能、矢来能楽堂。〈鉢木(はちのき)〉山井綱雄 狂言〈土筆(つくづくし)〉大藏吉次郎 〈羽衣(はごろも) 替ノ型(かえのかた)〉安達裕香 〈融(とおる)〉岩松由実
11:30開場 12:30開演 終演18:00頃の予定。
鉢木
【あらすじ】雪の夜、佐野常世が旅僧に植木鉢の木を焚きもてなします。常世は横領に遭い貧窮の身ですが鎌倉武士の気概を語ります。後日、召集があり常世が駆けつけると、あの僧が時頼であり、旧領を戻し新領を与えます。
【見どころ】能の中では珍しく演劇的な曲です。雪夜の宿の詩的な風情、身分の高い時頼が身をやつし諸国を巡る話と、鎌倉武士の心意気を描いた人気曲です。
羽衣 替ノ型
【あらすじ】漁師の白竜が三保の松原で、天の羽衣を見つけます。そこへ天人が現れ羽衣を返して欲しいと頼みます。白竜は返す代わりに天人の舞楽を所望します。天人は舞を舞い天空へ飛び立ちます。
【見どころ】一般にも広く知られている人気曲です。上演頻度も高いのですが何度見ても面白い曲です。筋も分かりやすく、のどかで明るい曲です。後半の舞が特に見どころ。今回は小書(こがき:特殊演出)「替ノ型」での上演。終盤の破ノ舞がなくなり、キリの謡に緩急がつくなど、より華やかさを増します。
融
【あらすじ】都へ上った旅僧が河原院を訪れ、潮汲みの老人に会います。老人は昔、源融がこの地に塩釜の浦の至景を移したことを語り、僧に潮汲みの様を見せ消えます。その夜、源融の霊が現れ、月下に舞を舞います。
【見どころ】源融が都へ塩釜の至景を移したという、王朝の優雅な情趣を、月光の下に詩的に描いた曲です。詞章・節付ともに優れた名曲で、後場の舞が見どころです。
〔update 2019.02.23(土)〕
円満井会定例能25歳以下
年間パスポート販売のお知らせ
2019年6月29日(土)から2020年1月26日(土)の一年度内、25歳以下の方なら3000円で4回の円満井会定例能(会場:矢来能楽堂)をご覧になれるパスポートを3月2日定例能より販売します(予約販売なし)。
「一度観たからいいや」ではなく、何度も観ていただくうちに面白くなってくるのが能。贈答用にも最適。限定10枚です!
2019年2月
【注意事項】
・2020年4月1日までに26歳の誕生日を迎えられる方までが対象です。
・記名者1名に限ります(持参人式ではありません)
・必ず年齢を証明できるものをご持参ください。
・入場は12:15からになります(一般開場11:30、開演12:30)。
・満員の場合、入場をお待ちいただく場合があります。
〔update 2019.02.23(土)〕
25歳以下の方を対象(2020年3月末日までに26歳の誕生日を迎えられる方)とした、今年4月から来年3月の一年度4回開催される円満井会定例能を、一年度内お好きなだけご覧になれるパスポートを販売いたします。
1枚3000円で、記名者一名に限り有効です(入場時に年齢が確認できるものを必ずご持参ください)
なお、パスポートでのご入場は12時15分からとなり、満員の場合はお席が空くまでご入場をお待ちいただく可能性がございます。
ご自身でお楽しみいただくのはもちろん、ご贈答用にも是非お使いください。
3月2日(土)の定例能受付にて販売を開始し、それ以降は、金春円満井会事務局(電話03-6913-6714 平日10:00~17:00)までお申し込みください。なお、3月2日(土)以前の予約販売は致しませんので、予めご了承ください。10枚のみの販売となりますので、ご希望の方はお早目のご購入をお勧めします。
いずれも矢来能楽堂 12:30開演(年間パスポートでのご入場は12:15~)
2019年
①06月29日(土)
「春日竜神」本田芳樹 「半蔀」森瑞枝 「自然居士」金春憲和
②09月28日(土)
「高砂」林美佐 「蝉丸」中野由佳子 「殺生石 白頭」本田布由樹
③11月16日(土)
「頼政」井上貴覚 「葛城」柏崎真由子 「百万」村岡聖美
2020年
④01月18日(土)
「弓八幡」中村昌弘 「東北」岩松由実 「船弁慶」安達裕香
2月23日 東京・日本橋「水戯庵」
金春流の公演
東京・日本橋の「水戯庵(すいぎあん)」は、能・狂言など日本の伝統芸能を間近で楽しむことができる新感覚の劇場型レストランです。第一部(ランチ)、第二部(ティー)、第三部(ディナー)は予約制で、タイムスケジュールは次の通りです。
水戯庵:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-5-10 B1)東京メトロ銀座線/半蔵門線「三越駅前」A6出口徒歩1分(コレド室町2直結)
■第一部(ランチタイム)
11:00開場
11:15~11:55公演
11:55~13:00食事
■第二部(ティータイム)
13:30開場
13:45~14:25公演
14:25~15:30食事
■第三部(ディナータイム)
17:30開場
19:15~19:55公演
17:30~食事(ただし公演中を除く)
2019年2月の能楽金春流の出演日時と内容・演者
2月23日(土)
ランチタイムでの公演(11:15~11:55)
独吟:中村昌弘
解説:中村昌弘
実演〈敦盛 〉辻井八郎(装束を着用します) 地謡:本田布由樹/中村昌弘
ティータイムでの公演(13:45~14:25)
仕舞〈高砂〉本田布由樹
解説:本田布由樹
仕舞〈東北 クセ〉中村昌弘 〈春日龍神〉本田布由樹
※装束を展示します。
ディナータイムでの公演(19:00~19:40)
解説:林美佐
半能〈敦盛〉シテ辻井八郎(装束を着用します)ワキ:野口琢弘 笛:熊本俊太郎 小鼓:田邊恭資 大鼓:亀井洋佑 後見:林美佐 地謡:本田布由樹/中村昌弘
⇒料金・座席・料理など詳しくは「水戯庵」のホームページをご覧ください。
〔update 2019.02.22(金)〕
4月13日(土)国立能楽堂普及公演
金春流〈田村 白式〉髙橋忍
2019年4月13日(土)国立能楽堂普及公演
解説・能楽案内:梅内美華子(歌人)
大蔵流狂言〈鎌腹〉茂山あきら
金春流能〈田村 白式〉髙橋忍
13:00~16:00頃 国立能楽堂
【あらすじ】清水寺で童子が旅僧に、坂上田村麿による清水寺建立の縁起や名所を語り、田村堂に消えます。夜に坂上田村麿の霊が現れ観音の助けで鬼神を退治した様を見せます。
【見どころ】京の春景色、観音の霊験譚が、本曲に明るさを添え「修羅の祝言」とも言われます。前場後場にある〔クセ〕、颯爽としたカケリ、激しい型が連続する終曲が見どころ。今回は小書(特殊演出)「白式」での上演です。
〔update 2019.02.18(月)〕
2月23日 東京・日本橋「水戯庵」
金春流の公演
東京・日本橋の「水戯庵(すいぎあん)」は、能・狂言など日本の伝統芸能を間近で楽しむことができる新感覚の劇場型レストランです。第一部(ランチ)、第二部(ティー)、第三部(ディナー)は予約制で、タイムスケジュールは次の通りです。
水戯庵:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-5-10 B1)東京メトロ銀座線/半蔵門線「三越駅前」A6出口徒歩1分(コレド室町2直結)
■第一部(ランチタイム)
11:00開場
11:15~11:55公演
11:55~13:00食事
■第二部(ティータイム)
13:30開場
13:45~14:25公演
14:25~15:30食事
■第三部(ディナータイム)
17:30開場
19:15~19:55公演
17:30~食事(ただし公演中を除く)
2019年2月の能楽金春流の出演日時と内容・演者
2月23日(土)
ランチタイムでの公演(11:15~11:55)
独吟:中村昌弘
解説:中村昌弘
実演〈敦盛 〉辻井八郎(装束を着用します) 地謡:本田布由樹/中村昌弘
ティータイムでの公演(13:45~14:25)
仕舞〈高砂〉本田布由樹
解説:本田布由樹
仕舞〈東北 クセ〉中村昌弘 〈春日龍神〉本田布由樹
※装束を展示します。
ディナータイムでの公演(19:00~19:40)
解説:林美佐
半能〈敦盛〉シテ辻井八郎(装束を着用します)ワキ:野口琢弘 笛:熊本俊太郎 小鼓:田邊恭資 大鼓:亀井洋佑 後見:林美佐 地謡:本田布由樹/中村昌弘
⇒料金・座席・料理など詳しくは「水戯庵」のホームページをご覧ください。
〔update 2019.02.17(日)〕
2月16日(土)ラジオ番組
鎌倉FM「お能への誘い」〈胡蝶③〉
2019年2月16日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第99回は能〈胡蝶③〉。
金春流能楽師髙橋忍師による謡の紹介、〈胡蝶③〉。「伝えきく唐土の」から中入まで。
【あらすじ】都の古跡で僧が梅花を眺めている所に女が現れます。女は胡蝶の精であると告げ、梅花に縁の薄いことを嘆き回向を求めます。その夜、胡蝶の精が現れ、梅花と遊べるようになったことを喜び、舞を舞います。
【見どころ】可憐で美しい曲です。短命な胡蝶の精を主人公にした曲で、梅花と遊び戯れる、後場の舞が見どころとなります。小品ながら味わいのある曲です。
小謡紹介は〈盛久〉から「三保の入海田子の浦」
〔update 2019.02.15(金)〕
2月17日(日)第59回 式能
金春流能〈生田〉髙橋忍
2019年2月17日(日)第59回 式能 第1部 10:00~(開場9:30)国立能楽堂 金春流〈生田(いくた)〉髙橋忍
〈生田〉のあらすじは「敦盛の遺児が賀茂に参詣し、霊夢を得て摂津国生田へ向います。生田へ着いた夜に敦盛の霊が現れます。敦盛は生田の合戦を回想し、修羅道の苦しみを見せ、弔いを求め消える」という内容です。
〈生田〉の作者は金春禅鳳です。禅鳳は室町時代後期に活躍した能役者・能作者で第五十九世金春大夫です。確実な禅鳳作の曲として〈嵐山・生田・一角仙人・東方朔・初雪〉、番外曲(廃曲)の〈黒川〉が知られています。素材・構成・演出の独自性、華麗なショー的要素・子方の多用などが禅鳳作品の特色とされています。
〈生田〉にも子方が登場します。敦盛の遺児として、シテとワキよりも、シテと子方を中心に筋が展開すること、また、謡も比較的多く重要な役です。遺児が亡き父を訪ねるという設定も、修羅能としては異色です。〈生田〉では中ノ舞が舞われます。世阿弥作〈敦盛〉でも中ノ舞を舞いますが、修羅能の中で舞を舞う曲は〈敦盛・生田〉の二曲のみです。〈生田〉の舞の前の詞章は「親子おおむの袖ふれて、名残尽きせぬ心かな」であり、筋立て上はシテが舞を舞う必然性は感じられません。「華麗なショー的要素」として、舞が挿入されたのかもしれません。
【式能】第59回式能(2019年2月17日)で〈生田〉が演じられます。〈翁〉と能が五流(観世・金春・宝生・金剛・喜多)で五番、狂言四番が一部と二部に分けて上演されます。式能とは本来、江戸時代に江戸城で催された儀式(新将軍就任・婚儀・将軍世継誕生祝など)で演じられた能の形式を指します。番組順は〈翁〉→初番目物(脇能・祝言能、主に神がシテ)→狂言→二番目物(修羅能、主に武将がシテ)→狂言→三番目物(蔓物、主に優美な女性がシテ)→狂言→四番目物(雑能、物狂能を始めとした様々な曲)→狂言→五番目物(切能、主に鬼が中心)→祝言(半能の脇能)が正式な番組でした。以上のように五番立に基づいていますが、そもそも五番立は江戸時代に式能などで五流に一番ずつ曲趣が重複しないように割り当てるために作られた、演者側にとって便利な分類法でした。なお、番組の最後に祝言として脇能が半能(後場のみ)で演じられました。この名残が現在の附祝言です。江戸時代よりも演能時間が長くなった現代では、「式能」のような特別な催し以外では見られない番組立です。〔能楽研究家:後藤和也〕
〔update 2019.02.14(木)〕
現代能狂言上演記録データベース
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館のデジタル・アーカイブ・コレクション「早稲田大学文化資源データベース」が公開されています。能楽の上演記録については「現代能狂言上演記録データベース」
「演目」「上演主体名」「場所」「流派」での絞り込み検索が可能です。
金春流の場合
●「流派」金春
●「上演主体名」では例えば
金春会/金春円満井会/秀麗会/櫻間會/轍の会/金春円満井会定例能/大宮薪能/本田光洋後援会/櫻間金記乃会/座・SQUARE/金春康之公演会/汎謡会ほか
●「場所」では例えば
国立能楽堂/矢来能楽堂など
で検索できます。
【森田流笛方・槻宅聡師のTwitter情報】
〔update 2019.02.12(火)〕
円満井会定例能25歳以下
年間パスポート販売のお知らせ
2019年6月29日(土)から2020年1月26日(土)の一年度内、25歳以下の方なら3000円で4回の円満井会定例能(会場:矢来能楽堂)をご覧になれるパスポートを3月2日定例能より販売します(予約販売なし)。
「一度観たからいいや」ではなく、何度も観ていただくうちに面白くなってくるのが能。贈答用にも最適。限定10枚です!
2019年2月
【注意事項】
・2020年4月1日までに26歳の誕生日を迎えられる方までが対象です。
・記名者1名に限ります(持参人式ではありません)
・必ず年齢を証明できるものをご持参ください。
・入場は12:15からになります(一般開場11:30、開演12:30)。
・満員の場合、入場をお待ちいただく場合があります。
〔update 2019.02.10(日)〕
25歳以下の方を対象(2020年3月末日までに26歳の誕生日を迎えられる方)とした、今年4月から来年3月の一年度4回開催される円満井会定例能を、一年度内お好きなだけご覧になれるパスポートを販売いたします。
1枚3000円で、記名者一名に限り有効です(入場時に年齢が確認できるものを必ずご持参ください)
なお、パスポートでのご入場は12時15分からとなり、満員の場合はお席が空くまでご入場をお待ちいただく可能性がございます。
ご自身でお楽しみいただくのはもちろん、ご贈答用にも是非お使いください。
3月2日(土)の定例能受付にて販売を開始し、それ以降は、金春円満井会事務局(電話03-6913-6714 平日10:00~17:00)までお申し込みください。なお、3月2日(土)以前の予約販売は致しませんので、予めご了承ください。10枚のみの販売となりますので、ご希望の方はお早目のご購入をお勧めします。
いずれも矢来能楽堂 12:30開演(年間パスポートでのご入場は12:15~)
2019年
①06月29日(土)
「春日竜神」本田芳樹 「半蔀」森瑞枝 「自然居士」金春憲和
②09月28日(土)
「高砂」林美佐 「蝉丸」中野由佳子 「殺生石 白頭」本田布由樹
③11月16日(土)
「頼政」井上貴覚 「葛城」柏崎真由子 「百万」村岡聖美
2020年
④01月18日(土)
「弓八幡」中村昌弘 「東北」岩松由実 「船弁慶」安達裕香
2月23日 東京・日本橋「水戯庵」
金春流の公演
東京・日本橋の「水戯庵(すいぎあん)」は、能・狂言など日本の伝統芸能を間近で楽しむことができる新感覚の劇場型レストランです。第一部(ランチ)、第二部(ティー)、第三部(ディナー)は予約制で、タイムスケジュールは次の通りです。
水戯庵:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-5-10 B1)東京メトロ銀座線/半蔵門線「三越駅前」A6出口徒歩1分(コレド室町2直結)
■第一部(ランチタイム)
11:00開場
11:15~11:55公演
11:55~13:00食事
■第二部(ティータイム)
13:30開場
13:45~14:25公演
14:25~15:30食事
■第三部(ディナータイム)
17:30開場
19:15~19:55公演
17:30~食事(ただし公演中を除く)
2019年2月の能楽金春流の出演日時と内容・演者
2月23日(土)
ランチタイムでの公演(11:15~11:55)
独吟:中村昌弘
解説:中村昌弘
実演〈敦盛 〉辻井八郎(装束を着用します) 地謡:本田布由樹/中村昌弘
ティータイムでの公演(13:45~14:25)
仕舞〈高砂〉本田布由樹
解説:本田布由樹
仕舞〈東北 クセ〉中村昌弘 〈春日龍神〉本田布由樹
※装束を展示します。
ディナータイムでの公演(19:00~19:40)
解説:林美佐
半能〈敦盛〉シテ辻井八郎(装束を着用します)ワキ:野口琢弘 笛:熊本俊太郎 小鼓:田邊恭資 大鼓:亀井洋佑 後見:林美佐 地謡:本田布由樹/中村昌弘
⇒料金・座席・料理など詳しくは「水戯庵」のホームページをご覧ください。
〔update 2019.02.09(土)〕
2月8日 東京・日本橋「水戯庵」
金春流の公演
東京・日本橋の「水戯庵(すいぎあん)」は、能・狂言など日本の伝統芸能を間近で楽しむことができる新感覚の劇場型レストランです。第一部(ランチ)、第二部(ティー)、第三部(ディナー)は予約制で、タイムスケジュールは次の通りです。
水戯庵:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-5-10 B1)東京メトロ銀座線/半蔵門線「三越駅前」A6出口徒歩1分(コレド室町2直結)
■第一部(ランチタイム)
11:00開場
11:15~11:55公演
11:55~13:00食事
■第二部(ティータイム)
13:30開場
13:45~14:25公演
14:25~15:30食事
■第三部(ディナータイム)
17:30開場
19:15~19:55公演
17:30~食事(ただし公演中を除く)
2019年2月の能楽金春流の出演日時と内容・演者
2月8日(金)
ディナータイムでの公演(19:00~19:40)
解説:安達裕香
半能〈敦盛〉シテ山井綱雄(装束を着用します)ワキ:野口琢弘 笛:熊本俊太郎 小鼓:飯冨孔明 大鼓:亀井洋佑 後見:安達裕香 地謡:井上貴覚/本田芳樹
2月23日(土)
ランチタイムでの公演(11:15~11:55)
独吟:中村昌弘
解説:中村昌弘
実演〈敦盛 〉辻井八郎(装束を着用します) 地謡:本田布由樹/中村昌弘
ティータイムでの公演(13:45~14:25)
仕舞〈高砂〉本田布由樹
解説:本田布由樹
仕舞〈東北 クセ〉中村昌弘 〈春日龍神〉本田布由樹
※装束を展示します。
ディナータイムでの公演(19:00~19:40)
解説:林美佐
半能〈敦盛〉シテ辻井八郎(装束を着用します)ワキ:野口琢弘 笛:熊本俊太郎 小鼓:田邊恭資 大鼓:亀井洋佑 後見:林美佐 地謡:本田布由樹/中村昌弘
⇒料金・座席・料理など詳しくは「水戯庵」のホームページをご覧ください。
〔update 2019.02.08(金)〕
2月11日(月・祝)
「老いも若きも、楽しく見る能楽」
2019年2月11日(月・祝)東日本大震災被災者支援チャリティーコンサート 「老いも若きも、楽しく見る能楽」 14:30~16:30狛江市泉の森会館(狛江駅前) 講師:中村昌弘 栗林祐輔 鳥山直也
3月31日(日)
第25回 金春康之演能会
2019年3月31日(日)、第25回金春康之演能会を開催。〈楊貴妃〉金春康之 狂言〈鬼瓦〉善竹隆司 一調〈誓願寺〉金春安明
2019年3月31日(日)14:00~17:00 奈良春日野国際フォーラム甍
〔update 2019.02.04(月)〕
3月12日(火)第18回 青翔会
舞囃子〈弓八幡〉安達裕香
2019年3月12日(火)、第18回青翔会。金春流は舞囃子〈弓八幡〉安達裕香 13:00から国立能楽堂
〔update 2019.02.04(月)〕
6月15日(土)第四回
金春流能楽師 中村昌弘の会
第四回 金春流能楽師 中村昌弘の会は、2019年6月15日(土)13:30から国立能楽堂にて開催。能〈二人静〉シテ髙橋忍 ツレ中村昌弘
〔update 2019.02.03(日)〕
2月17日(日)第59回 式能
金春流能〈生田〉髙橋忍
2019年2月17日(日)第59回 式能 第1部 10:00~(開場9:30)国立能楽堂 金春流〈生田(いくた)〉髙橋忍
【式能】第59回式能(2019年2月17日)で〈生田〉が演じられます。〈翁〉と能が五流(観世・金春・宝生・金剛・喜多)で五番、狂言四番が一部と二部に分けて上演されます。式能とは本来、江戸時代に江戸城で催された儀式(新将軍就任・婚儀・将軍世継誕生祝など)で演じられた能の形式を指します。番組順は〈翁〉→初番目物(脇能・祝言能、主に神がシテ)→狂言→二番目物(修羅能、主に武将がシテ)→狂言→三番目物(蔓物、主に優美な女性がシテ)→狂言→四番目物(雑能、物狂能を始めとした様々な曲)→狂言→五番目物(切能、主に鬼が中心)→祝言(半能の脇能)が正式な番組でした。以上のように五番立に基づいていますが、そもそも五番立は江戸時代に式能などで五流に一番ずつ曲趣が重複しないように割り当てるために作られた、演者側にとって便利な分類法でした。なお、番組の最後に祝言として脇能が半能(後場のみ)で演じられました。この名残が現在の附祝言です。江戸時代よりも演能時間が長くなった現代では、「式能」のような特別な催し以外では見られない番組立です。〔能楽研究家:後藤和也〕
〔update 2019.02.03(日)〕
金春月報 2019年2月号 主な内容
■円満井談義「変わるもの、変わらないもの」本田光洋
■演能会写真〈弓八幡・俊寛・石橋 連獅子〉
■2月の演能・3月の演能・チケット発売情報
■かわらばん:泉嘉夫氏逝去
■円満井会定例能25歳以下年間パスポート販売のお知らせ
■能の表現―今月の演目〈生田(いくた)〉から―後藤和也
■上半期特集「金春禅鳳の周辺(第一回)」初雪の典拠「当麻曼陀羅疏(たいままんだらしょ)」国立文楽劇場営業課主任 西瀬英紀
■明窓浄机―学界通信―深澤希望(野上記念法政大学能楽研究所兼任所員)金春宗家ご所蔵資料の悉皆調査終了の報告
■天和元年の六徳本、金春流明治版、大正版謡本の序文について その②
■2018年(平成30)金春月報総索引
■同門会だより 2018年11月4日(日)名古屋金春流流友会(名古屋能楽堂)、2018年11月23日(金・祝)春栄会演能会(奈良春日野国際フォーラム)、2018年12月9日(日)理春会演能会(国立能楽堂)
■編集後記
※「スケジュール2019」を更新しました(2019年2~3月分)。
〔update 2019.02.02(土)〕
2月2日(土)ラジオ番組
鎌倉FM「お能への誘い」〈胡蝶①〉
2019年2月2日(土)13:30~ お能の楽しみ方 第97回は能〈胡蝶①〉。
金春流能楽師髙橋忍師による謡の紹介、〈胡蝶①〉。「のうのうおん僧はいずくとおぼしめして」から「定めなき身は恥ずかしや」まで。
【あらすじ】都の古跡で僧が梅花を眺めている所に女が現れます。女は胡蝶の精であると告げ、梅花に縁の薄いことを嘆き回向を求めます。その夜、胡蝶の精が現れ、梅花と遊べるようになったことを喜び、舞を舞います。
【見どころ】可憐で美しい曲です。短命な胡蝶の精を主人公にした曲で、梅花と遊び戯れる、後場の舞が見どころとなります。小品ながら味わいのある曲です。
小謡紹介は〈盛久〉から「三保の入海田子の浦」
〔update 2019.02.01(金)〕
5月31日(金)第四回み絲之會
第四回み絲之會公演は2019年5月31日(金)セルリアンタワー能楽堂にて開催。能〈船弁慶〉柏崎真由子 舞囃子〈放下僧〉村岡聖美
〔update 2019.02.01(金)〕
3月10日(日)金春会定期能
能〈蟻通・胡蝶・角田川〉
2019年3月10日(日)12:30~国立能楽堂 金春会定期能 〈蟻通(ありどおし)〉梅井みつ子 狂言〈入間川(いるまがわ)〉三宅近成 〈胡蝶(こちょう)〉深津洋子 〈角田川(すみだがわ)〉長谷川純子 子方:山井惠登
11:45開場
12:30開演〈蟻通〉 狂言〈入間川〉
14:00頃~〈胡蝶〉
15:10頃~15:30頃 休憩
15:30頃~〈角田川〉16:50頃終演予定
蟻通
【あらすじ】紀貫之が蟻通明神の神前を下馬せずに通ろうとした所、神の怒りに触れ馬が動けなくなります。そこへ現れた社人の勧めで歌を詠むと馬が起き上がります。社人は明神の化現で祝詞を上げ神楽を奏し昇天します。
【見どころ】紀貫之が歌で恐ろしい神の怒りを鎮めたという和歌の徳を讃えた曲です。明神は松明を持ち、傘をさして現れるなど、とても珍しい出で立ちです。この曲は紀貫之も重要でワキ方の重い習い物となっています。
胡蝶
【あらすじ】都の古跡で僧が梅花を眺めている所に女が現れます。女は胡蝶の精であると告げ、梅花に縁の薄いことを嘆き回向を求めます。その夜、胡蝶の精が現れ、梅花と遊べるようになったことを喜び、舞を舞います。
【見どころ】可憐で美しい曲です。短命な胡蝶の精を主人公にした曲で、梅花と遊び戯れる、後場の舞が見どころとなります。小品ながら味わいのある曲です。
角田川
【あらすじ】さらわれた子を探す母が、女物狂となり角田川に来ます。母は川を渡る船中で子供の死を知ります。母が塚の前で弔うと子供の声とともに、幻に子供が現れますが、やがて姿を消します。
【見どころ】他の女物狂能と違い、母親の悲劇を中心に描いた異色の作品です。船頭による語リ、亡き子の霊に取りすがろうとする終曲が見どころとなる悲劇の名曲です。